
オルコックは1866年レデイッチでフック・メーカーとして誕生、その後大きく成長しハーデイに対抗するリール、ロッドまで製造するメーカーとなりました。特にリール・メーカーとして画期的なモデルを送り出してきました。現在でもオルコックのセンターピン・リールは大変人気が高くハーデイと匹敵する価格で取引されています。1965年にJWヤングと共にシェイクスピアに身売りされてその歴史を閉じましたが、この鹿のマークは暫く使用されていました。
このロッドは仕様から判断してかなり古いモデルでおそらく1930年代ではないかと思っています。ガイドやフェるる部分のスレッドが全て巻きなおされておりほぼフル・レストアーが施された大変状態の良いロッドです。アクションは当時のイギリスのロッドとしては非常にデリケートで#3でも振ることが可能です。ハーデイのフェアリーを思わせるモダンなアクションです。ロッドの長さは9’6”と書かれていましたが実測すると9’2”でした。 トップとバッドのメノウ・ガイドもオリジナルが綺麗な状態で付いています。ハーデイに匹敵するグレードのオルコック、フェルールも独特な手の込んだ仕上がりになっています。上のバットのフェルールはメスの先端部を非常に肉厚にして強度を高めています。トップはメスがオスの中に入るようになっています。これはオルコック独特のフェルールです。
名前にこだわらなければ大変お買い得なアンテイーク・ロッドです。3ピースでエクストラ・トップが付いています。ガイドもハーデイに見られるブリッジ・リング・タイプです。ロッド重量は約180グラム。当店お問い合わせ番号SA243。グレードは \37,800(税別\36,000)
|