1952年ハーデイ・アーサー・ウッド#1・12‘#6〜7 メール 

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ハーデイ・スペイ・ロッドの中でもワイと人気を二分するアーサー・ウッド、このモデルはシリーズ中最もデリケートなアクションの#1です。アーサー・ウッドには硬さの違いから#1(ライト・ロッド)、#2(ミデイアム・ロッド)と#3(ストロング・ロッド)の3タイプがあります。このロッドの重量は約360グラムと非常に軽いの事が際立っています。ロング・バンブー・ロッドを使い慣れた方なら時にはシングルとして使用する事も可能なほど軽いロッドです。長いラインを一度に引き上げ一度にキャストできる事から、今人気のスイッチ・キャストやスペイ・キャスト、ロール・キャスト等を軽快に楽しむことが出来ます。本流から少し広めの渓流まで使用出来るライト・スペイ・ロッドとしてお勧めです。近年朝ー・ウッドの中でも#1の人気が高まっているのですが、最も入手の難しいのがこの#1なのです。下記1952年の『ハーデイ・アングラーズ・ガイド』をご参照下さい。

アーサー・ウッドはデリケートなロッドながらテンパード(焼入り)・ステイール・センター仕様で大きな魚とのファイトを存分に楽しむ事ができます。圧倒的な軽さとしなやかさがATH#1の特徴です。トップとストリッピングは人気の高いクリヤーのメノウ・ガイド、他のガイドはオープン・フレーム・タイプが付いています。

1950年〜60年代は長いハーデイの歴史の中でも優れたロッドの作られた時代の一つです。潤沢な素材・優れた職人・価格より品質と言うメーカーのポリシー、グレードの高いバンブー・ロッドを作るには全てに恵まれていた時代でした。
このロッドは曲り直し、一部ガイド、フェルール・ラッピング部の上塗り等の軽微なレストアーが行われています。瑕疵とは言えないまでも2本のテイップの長さが僅か1センチ程度違っています。ラッピングなどから推測すると1センチ短いほうはテイップの下端部が詰まっていると思われます。勿論アクションには全く支障がありません。短いテイップのトップ・ガイドから約20センチの間に塗装の色の黒ずみが見られます。慎重に調べてみましたが修理の痕跡は見られず何らかの塗料の色が変色した可能性が高いと思われます。使用上この色の問題は支障がありません。

ほぼ完全の状態に近い2本のテイップが揃ったロッドの状態は60年前のものとしてはかなり良好と言えます。年代的にも良質なロッドの作られた時代であるのも長所の一つです。3ピース・2テイップ、ハーデイのオリジナル布ケース付。当店お問い合わせ番号SA350 。グレードは ¥73,500(税別¥70,000)

ロゴ上段・2行目にSteel Centreの文字が一部見られます。このステイール・センター仕様はおおよそ1950年代まで製造されていますが以降は見られなくなります。

グリップにも大きな凹みや欠落が無くかなり綺麗ですのでこれからも長くご使用になれると思います。

ストリッピングはオリジナルのクリヤー・メノウです。トップも同色のメノウが付いています。他は全てオープン・フレーム・ガイドです。

2本のテイップの長さの差は写真のメノウ・トッ・ガイドの違い程度です(テイップ下端部をそろえて撮影しました)。矢印の部分周辺約10センチほどが黒い塗料の変色が見られます。修理等を行った形跡は見られませんので単なる塗装の塗り斑か変色と思われます。

このロッドが製造された1952年の『ハーデイ・アングラーズ・ガイド』です。


10/10/2010

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