1930年代JWウオーカー・Fearnought・8‘6”#5〜6 メール 

ハーデイと同じアーニックでJAウオーカーは1929〜1938年まで営業していた(第二次世界大戦後も営業していたとの説もあります)所謂アーニック・フィシング・トレーダーの一つです。同じアーニック・フィシング・トレーダーのデイングリーのリール、ズテファンソンやウオーカー・バンプトンのロッド等は知られていますが、パーツ類・雰囲気・丁寧な作りなどはハーデイとの類似性を強く感じます。これらがハーデイで作られたかどうかははっきりしませんが、もしそうでないとしたら逆にアーニックにあったパーツ・メーカーやブランクのメーカーなどがハーデイと同じであったとでも考えないとこの類似性が説明でき無いほど仕様などが似ています

このロッドのアクションと仕様はハーデイのC.C. de France(Casting Club de France)に非常に似ています。ご存知のように一般のC.C. de Franceモデルには8‘6“はありませんが、沢山の特別モデルを作っていたハーデイの中には8’6”も当然ありました。アクションはC.C. de Franceと同じくかなりパワーがあり、ペゾンに対抗してフランス向けを意識したアクションなのでは推測できます。ロッド重量約150グラム。状態は大変綺麗でフェルールのゆるみ、スレッドの切れ、塗装の剥離などは見られません。

尚、これは現時点で何らかの書類等で確認したわけではない事を申し述べておきます。面談した英国のアンテイーク・フライ用品取り扱い業者の話や専門知識のあるコレクター等の話からかなりの確実性が高いと推定しております。更に、仕様・パーツ等からも確率の高い事は推測されます。上記のような意味で、ハーデイで作られたのではないかと思っています。少なくてもパーツ、ブランク、またはロッドの出所が一緒であると推定できます。

尚、このロッドにはレストアーが終了する前から一番目のご要望のお客様がいらっしゃいます。ご購入のご意思を持ってご検討いただいておりますので入手は難しいと思われます。

状態はかなり良好でしたので、特別のレストアーは不要でした。オリジナリテイを損なわない範囲で、念の為にガイドとフェルールのラッピング部分防水上塗りとブランク全体の上塗りを行っております。

2ピース、1テイップ、布ケースはオリジナルではありません。 ロッド重量約150グラム。当店お問い合わせ番号SA434。グレードは  ¥43,050(税別¥41,000)

コルク・グリップの形状やシートは、ロレットの飾りなどが若干違っていますがまさにC.C. de France(Casing Club de France)を思わせます。

この刻印の入れ方もハーデイに極めて類似しています。
この先端の細かなラッピングもハーデイの特別なロッドで良く見られるものに類似しています。

ブランクには大きな傷や曲り等は見られません。かなり良好な状態と言えます。ガイドのラッピングも大変綺麗です。

フェルールはハーデイのロック・ファイスト・タイプでデラックスなスパイク付です。トップとストリッピングはメノウ・ガイドです。

01/26/2012

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