１９６９年ハーデイ･バイカウント・ライト・サーモン＃１５０・３-7/8
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| ハーデイのバイカウント・シリーズは高価なモデルばかりだった当時のハーデイ・リールの入門編として１９６０年代に作られたシリーズ。初期は＃１３０だけでしたが高い耐久性とハーデイらしい作りで大変人気が高まり＃１４０、＃１５０とそのモデルを増やしていきました。このモデルはシリーズ中最も後から発売された大型ライト・サーモン・モデルです。 |
使用頻度が少ないようで状態はかなり良好、大きな傷等は見られません。若干肉厚のアルミで覆われたバイカウントのシンプルな機構は、古い時代のイギリス製品の特徴が現れたリール、トラブルが少ない耐久性の高いモデルです。バイカウント・シリーズ中最も大きなサイズです。リール重量約２００グラム、本流や湖での使用に適した＃８〜＃１０ライン用サイズ。スプール外径約８８ミリ、内幅約２４ｍｍ。使用可能な３M・エアーセル・ラインのDT9Fフライ・ライン付、このままですぐ実際の釣りでご使用になれます。このリールは右巻きにセットされていますが、左右交換が可能です。状態はかなり良好、本体にゆがみや大きな傷は見られません。当店お問合せ番号SB４３１。ハーデイの綺麗なリール・ケースが付いていますが、1980年代のケースと思われます。 グレード は
￥３８，８８０（税別￥３６，０００）
左写真のハーデイ1969年版カタログによるとニュー・モデルとして紹介されています。コレクターに人気の高いお城のマーク型のこのラチェット・カバーは２〜３年間だけ販売された特殊な仕様と推測されます。年代の特定はこのカタログによります。
尚、この時代のケースはブルーとクリームの組み合わせです。このリールに付属しているケースは、オリジナルを紛失してしまい後からつけられたものと思われます。
内部の状態もかなり綺麗で、フレームにも目立つような傷や擦れが見られません。使用頻度がそれ程多くないと推測されます。古い時代のハーデイの特徴である高い耐久性を持っていますので、これからも長く、通常は数１０年単位、ご使用になれます。
格別な不具合がみられませんでしたので汚れ落しを行っただけのオリジナルの状態です。
スプール脱着の城の形のラチェットの爪（真ん中部分）が僅かに凹凸があります。スプールの着脱は爪を下に押すだけですので使用上支障はありません。目立つように光線をあてて撮影しました。