スピニング・リールはヨーロッパで発展し第２次大戦後の１９５０年代から大量のスピニングがヨーロッパからアメリカに輸出されています。製造年代はそれらの情報からの当店の推測です。イントレピッドはフライ・フィッシャマンには英国のフライ・リール・メーカーとして知られていますがスピニング・リールを製造していたことは知りませんでした。ロゴから推測するとＫ．Ｐ．Ｍｏｒｒｉｔｔと言う会社からの依頼で製造したＯＥＭモデルではないかと思われます。
イントレピッドのフライ・リールと同じく英国製らしく機能重視のタフなリールです。ギヤーは音や回転などからベベル・ギヤー・タイプではないかと推測されます。コレクターがオークションにまとめて出品したものの一部を当店で買い付けました。 一部にオイルを注入しました。

古い時代の英国製らしい重厚な作りの大型スピニング・リール、外観から前のオーナーが英国に於いてサーモンやソルト・ウオーター等に使用したと推測されます。大型スピニング・リールはオークションでもなかなか出品されることが少ない上に、ソルトで使用される例が多くこれだけ良好な状態のモデルは更に貴重になります。

外観はスピニングとしては一般的な使用頻度ですが、内部が古いグリスが詰まっていると推測していましたが大変綺麗で驚きました、機能上はかなり良好で今後も長くご使用が可能でしょう。

機能などの基本的な点では力を抜かない古い時代の英国製品、ギヤーの摩耗等も見られません。 リール重量約710グラム、ギャー・ボックスの外径は７２ｘ７６ｘ２４ｍｍ、スプールのサイズは外径８７ｍｍ、内側の幅は22mmです。１５２ｘ１２８ｍｍ。外部の塗装面は使用された様子が分かりますが、機能・傷が見られない等から状態はかなり良好です。左ハンドル専用です。ベール返しスプリングの調整、ベールの調整を行ってあります。グレード当店お問い合わせ番号ＳＰ１０２。 ￥９，９７５（税別￥９，５００）

大きな傷や金属部分の錆などが見られないかなり綺麗な状態です。

ギヤー、ベール返し、ストッパー、ドラッグ等の機能も良好です。タフな英国製なので淡水域では汎用性を発揮するでしょう。

イントレピッド・スピニング・シリーズ中の最小サイズと思われます。ミッチェルの３０９に該当する渓流用をメインとする小型モデルです。

このリールは大変珍しい右ハンドルタイプです。渓流用右ハンドルをお探しの方にお勧めのモデルです。

英国の耐久性の高いリールですので、本流や中流域・小型の湖水でもご使用になれます。サイズは約１２０ｍｍ（最大横）ｘ１０５ｍｍ（縦）ｘ６５ｍｍ（スプール・ハウジング外径）。外側の塗装面に一プ剥離が見られますが状態は良好です。右ハンドル専用です。当店お問い合わせ番号ＳＰ１００。 ￥８，２９５（税別￥７，９００）

ギヤー、ベール返し、ストッパー、ドラッグ等の機能も良好です。タフな英国製なので淡水域では汎用性を発揮するでしょう。右ハンドルの渓流用リールは大変貴重なモデルと言えます。

瑕疵とまでは言えませんが、リールの回転が時々きつく感じる場合があるかもしれません（アンテイーク・スピニングに慣れた方には問題がないかもしれません）。原因は当時の英国製品らしく、バカ丁寧に作られたスプールの周りに取り付けられたゴミ除けのモールにあります。経年の為にモールがけば立ってしまいスプール・カバーの内部に当たる場合があります。

スプールのモール部分を平らなガラス面等に押し付けると改善しますが、使用しているとファイバーが起毛してきてスムーズな回転にならないかもしれません。根本的には、必要性を感じないパーツですので取り外すと問題は解決します。ピンセット等で引っ張ると簡単に外すことが出来ます。

モール内部にはワイヤーが入っているので、オリジナリテイーをと言う場合は、多分再度取り付ける事が可能と思われます（試していないので絶対ではありません）。

ご購入に当たっては以上の点にご留意ください。

このモデルは仕様などから1970年〜1980年代のリールではないかと推測されます。ギヤー・ボックスが4角形のデザインになっています。上記の”エリート”より僅かに大きなサイズに見えます。サイズは約１２５ｍｍ（最大横）ｘ１１２ｍｍ（縦）ｘ６１３ｍｍ（スプール・ハウジング外径）。渓流用から本流や小さな湖水用に適したサイズです。状態はかなり綺麗でそれほど大きな塗装面の剥離は見られません。状態はかなり良好です。当店お問い合わせ番号ＳＰ１０１。 ￥６，９３０（税別￥６，６００）

リールの下端部の塗装面が僅かに剥離が見られますがそれ以外は綺麗な状態です。

全ての機能は全て問題なく動きます。