1970年代Rudge of Redditch “The Barle” 8’6”#5〜6 メール

当時英国の釣具の一大産地であったレデイッチのメーカー(当時、世界最大の釣具産地)ですがその詳細は不明です。ロッドの年代は各部の仕様等からの推測です。レデイッチはご存知のように、かってイギリスの釣具メーカーが数多く集まっていた場所で多くのフライ・ロッド、フック、リールが作られた由緒ある地名です。当店でもこのメーカーのロッドを何本か扱ったことがある事からRudgeはレデッチに数多く見られたバンブー・ロッド・メーカーの一つであったろうと推定されます。このロッドは英国製ロッドの特徴であるパワフルなアクションで大きなサイズのフライでも楽に飛ばすことが出来そうです。

8’6”の2ピースはロング・ロッドとしてはアクションがシャープに仕上がる事、重量が9’に比較して軽くなる事などから人気の高い汎用性の高いロッドと言われています。 中流域から一般的な渓流まで、フライもドライからニンフまでと多目的にご使用になれるロッドです。ロッドの状態は、英国のオーナーが全体の塗装を行ったようで良好で大きな曲がりや破損・傷などは見られません。ロゴ・マークなども綺麗な状態で残っています。シート一体式のグリップの長約32センチ、ロッド重量約190グラム。グリップ上端部のロッドの対面外径約9.5mm、トップ・ガイド下の対面外径約2.8mm、2ピース、1テイップ。アンテイーク・ロッドとしては通常の使用状態です、ロッドとしての機能は良好と言えます。メーカー・オリジナル・ロッド・ケース付。 当店お問い合わせ番号SA737。グレードは説明: http://www.sasanofly.com/antiqueimg/logo_antique/stars/45stars.gif説明: http://www.sasanofly.com/img/zeikomi.gif33,480(税別¥31,000)

英国に於いてラッピング部やブランク部の塗装が行われていましたので日本ではレストアーは行っていません。

この長さではダブルとしての使用は稀ですが、ラバー・エンドとシートのリテイナーの間に一握り、約4cmのスペースがあります。

尚ラバー・エンドは取り外すことが出来ません。

ロゴの部分も大変綺麗でマークの剥落などは見られません。

英国で全塗装が行われている事もあり、ブランクに大きな傷などは見られません。これからも長くご使用になれるでしょう。インターミ

デイエット・ラップ、ガイドやフェルール部分のラッピングjの切断等は見られません。

フェルールの差し込み部分も大変スムースでガタツキは見られません。トップ・ガイドとストリッピング・ガイドは人造メノウと推測されます。


04/07/2016
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