◇フレックコート・ロッド・メーキング・ツール
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当店ではプロダクション・モデルに飽きたらず、自分のオリジナル・ロッドを作ろうと言うロッド・ビルダーの為に多くのメーキング・パーツを取り扱ってい ます。バンブー・ロッドやグラファイト・ブランクの製作時に手元にあると大変重宝するツール類を併せてご紹介申し上げます。写真のおおよそ左側から順に説明させていただきます。
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3M・マスキング・テープ  ¥626(税別¥580) |
 幅2センチ程度の ガイド仮止めに最適なテープです。ガイドを止めるための適度に強い粘着力、作業後剥離するときにはブランクの塗装を傷めずにスムースに外せます。10センチほどのテープを細く切れ目を入れて使用します。巻き量はかなり多く100本以上のロッド製作作業に使用できます。 |
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ナイロン・ブラスS&M・5本入り S・M共 ¥462(税別¥420) |
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腰の強いナイロン毛の細筆。粘りけの強いエポキシ塗料にはこの刷毛が最適です。他のブラシでは毛が抜けてしまいます。塗装の表面が綺麗な光沢に仕上げられます。ライト・ロッド用のSとヘビー・ロッド用のMがあります、先端部を平や丸みを付けて少しカット・成形すると良いでしょう。 ナイロン・ブラシ@ブルー:S−1/8”Aイエロー:M−1/4”
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デラックス・セーブル・ブラシM:1/4” |
極めてソフトなタッチのクロテンの毛で出来たアメリカ製のデラックス・ブラシ。ブランクやスレッドを薄く塗装する場合に威力を発揮します。バンブー・ビルダーのご要望の多い特殊ブラシしです。
¥1,529(税別¥1,390)
* ブラシには@ナイロンSAナイロンMBセーブルMの3種類があります。
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オリジナル・透明エポキシ塗料30cc&15ccセット |
スレッドのカラーが綺麗に発色する透明塗料 ¥990税別¥900
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スレッド・カラーを綺麗に出すための透明度の高いエポキシ塗料です。写真のロッドは、透明のホワイトのブランクにホワイトのスレッドで巻いてあります。ストリッピング部分は、内部のフェルール素材の接着剤が少し黄色味がかっています(一般的にエポキシは少し黄色味がかります、実物は写真程黄色くはありません)。ホワイトのスレッドの下からその黄色味が透けています、他の部分はほぼ白いのでスレッドが透明に仕上がっています。
又、乾燥時間がかなり速い特徴があります。大きなロッドなどで塗装に時間がかかる場合はエポキシ・シンナーで筆を湿らせたり塗料に足したりしながら作業を続けると良いでしょう。シンナーがない場合は塗料を足しながら行うと作業が楽になります。
粘度が柔らかかったり、先端部の穴が大きく塗料が一度に出すぎて正確な計量が難しい場合はボトルを横にして塗料をカップに垂らしてください。 |
スレッド・カラーの発色をクリヤーにしてロッドの完成度を高める為に基材と硬化材共に透明です。その為両者を取り違える事の無いように比率が基材2:硬化剤1になっています。
この容器から必要な滴数を落とす事で計量が出来る便利な方法です。面倒な計量作業や後始末が不要です。
基材・硬化剤共、ケース・ノズルの先端部から約5mm〜10mm程度の位置でカットします。尚赤線付きシールの線の上・先端から8mmでカットすると使いやすいと思われます(念の為に再度先端からの距離を正確に計測すると良いでしょう)。 通常のフライ・ロッドでは硬化材10滴、基材20滴ほどの量で間に合います。
最初ボトルを押す力の加減が分からない場合はテストをすると良いでしょう。 冬は粘度が増しますので、カップに入れたお湯の中でボトル容器全体を温めてから容器を押して垂らしながら軽量してください。 大きなロッドをメインに製作する場合や液材の出が悪い場合は5mmより少し下の部位をカットして一滴の量を多くしてください。
当店の経験ではこの計量法で硬化しなかった事はありませんでした。固まらない場合の原因の多くが二液の攪拌が不足している場合が多いようです。 この塗料は国内の大きなメーカーでも使用しているエポキシ塗料です。塗りやすい粘度ながら塗膜面の強度と透明度が高い事が特徴です。一般的に二度塗りで仕上げる事が出来ます。
修理等の場合や手回しの場合などは特に便利です。乾燥時間が一般的なエポキシより早くなっています。温度により異なりますが、一般的に30分ほどで垂れにくくなりますので手回しには特に便利です。太いロッドで、塗装に時間がかかる場合は、2:1の比率で塗料を追加しながら作業を行ってください。
カップに垂らす一滴の量はできる限り均一が望ましいのですが、一般的にかなり一滴ごとに差があっても当店が使用した範囲では問題なく硬化しています。二液の十分な攪拌がかなり重要だと思います。
*高い透明度・早い乾燥時間が特徴です。ロゴ・マーク等の広い範囲は柔らかい塗料が状態で塗ると良いでしょう。ガイド・ラッピング部の狭い場所でテスト行ってから広い場所を塗ると良いでしょう。最初20滴:10滴で作業を行い少し粘度が出てきたら更に追加して攪拌しながら行う事も可能です。
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 フレックス・コート
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フレックスコート・コルクリング・クランプ ¥4,070税別¥3,700 |

ロッド・ビルデイング上級者の中にはコルク・リングから好みのグリップの形を成形する方が少なくありません。この時各コルク・リングをしっかり接着しないと長期間使用した場合接合部分から分離する事があります。リング状でブランクに固定する場合は、ブランクのテーパーにぴったり合わせてコルクの穴を調節出来るので接着さえ完全に行えば抜群に丈夫なグリップになります。
この専用クランプがあれば簡単にコルク・リングをブランクにきっちり接着・固定できます。使用法はイラストのように、コルク・リングを必要な長さだけ接着した後ブランクを両端の木(15x5x2cm)の間にはさみネジでしっかり固定し乾燥させます。ネジの長さは60cmあるので通常のフライ・ロッド用グリップのみならずダブル・ハンドやスピニング、キャステイング用のグリップの接着にも使用できます。グリップをご自分でリングから成型される場合にお勧めのアメリカ製ツールです。
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ロッド・メーキングを楽しむ方に大変有効なラッピング・ツールです。ラッピングは大変神経を使う作業なので、楽しむより時として疲れがたまる場合も少なくありません。このツールが有れば両手を離しながら作業を行えるのでラッピングが多分楽しくなると思います。折り畳み式でお部屋のスペースをとりません。折り畳み時のサイズは38cmx20cmです。
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スレッドがテンションを掛ける金具部分の左右に2個取り付けられるので、最も厄介なトリミングを巻くときに大変効果的です。スレッドは対面の引っ掛け金具に通してからブランクのガイド部分に巻き込みます。 当店ではモーター式のラッパーを使用していますが、細いテイップ部分の作業の折にはこのツールと同じく手で回すことが少なくありません。テストしましたがかなり具合が良く、慣れてくるとかなりのスピードで綺麗にきっちりと巻く事が出来ると思います。
ラッピング時にはガイドのフットの境目の巻き始め部分で隙間が空く場合が少なくありません、この時両手を離せるので隙間を爪で詰めながらの作業が簡単に行えます。完成度が高くなります。丸いブランクのグラスやグラファイトのみならずバンブーにも対応できます。
本体のサイズは20x38cm、スレッド・テンション部分のネジの横幅は19cmです。付属のスタンドは14cmx14cmの台座に高さ15cmのロッドを受ける部分が付いています。すべて折りたたみ式です。 ¥7,040(税別¥6,400)
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2本のスレッドが取り付ける金具部分にセットする事ができます。手を離しても確りと保持しています。
ロッドを手で回すことで想像以上に素早かくスレッドを巻く事が出来ます。特に太いダブル・ハンドなどにはおおきにその効果を発揮すると思われます。
ロッドを保持するスタンドは位置を変更する事が可能です。 |
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フレックス・コート ロッド・ラッピング・ベンチ- |
ロッド用塗料の専業メーカー、フレックス・コート社がデザインしたウッド・ラッピング・ベンチには細部にわたり長年の経験から生まれたアイデアが活かされています。特に重要なスレッドに加わるテンションが大変使いやすい力になっている上、スレッドをはさんでいる箇所の力を微妙に調節する事が出来ます。ラッピング中スレッドが切れず、かつロッドから手を離してもゆるまないようになっているので作業効率が大幅にアップします。
多くのロッド・メーカーに大型電動ラッピング・ベンチを供給してきたフレックス・コート社、このテンション部分はそれと同じ物が使われています。ベンチの分解・組立も簡単に出来ます。2枚のロッド・ホルダー部分の位置を細かく変更できかつ長いロッドを支えるロッドホルダーが付いたデラックス・モデル(実際はエコノミー・タイプよりスタンドが大きい)と、2カ所しか変更出来ない小型トラベラーズ・モデルの2タイプがあります。トラベラーズ・モデルにはスレッドをカットする爪きりと細かい部分のカットに適したカッターが付いています。フライ・ロッドだけなら小型モデルでも何の不都合は有りませんが、かなり多量にロッドを作る方には作業効率の点からもデラックス・モデルをお進めします。
★デラックス・ハンド・ロッド・ラッピング・ベンチ ¥17,600 税別¥16,000
★トラベラーズ・ハンド・ロッド・ラッピング・ベンチ ¥10,230 税別¥9,300
サイズ::26cmx15cmx15cm(高さ)
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コルク専用棒ヤスリ |
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コルク・グリップの穴合わせにはこの専用ヤスリがあるとブランクの外径にぴったり合わせることが出来ます。 通常の金ヤスリはテーパーが付いているのでどうしても手前が太くなります。またこれほど長くないのでどう しても均一の内径に削る事が出来ません。均一のテーパーに穴が削れていないとロッドを振っているときに隙間 が出来てて嫌なきしみ音がします。最悪の場合はグリップにヒビが入ることも少なくありません。グリップの調整 まで行おうとするロッド・ビルダーの必需品と言えます。フライ・ロッド製作で最も多用するサイズは8又は9ミリですのでまずこのサイズ からお揃えになることをお奨め申し上げます。ヤスリの全長は33センチ、ヤスリ部分は9センチあります。
*この工具は特殊鋼材を使用し職人が手作業で製作しております。そのため価格がかなり上がっていることをご注意下さい。
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サイズ |
価格 |
@ 7ミリA8ミリB9ミリC10ミリ |
¥3,150(税別¥3,000) |
D 11ミリ |
¥3,990(税別¥3,800) |
E12ミリ |
¥4,410(税別¥4,200) |
F13ミリ |
¥4,830(税別¥4,600) |
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18/05/26
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