1960年〜1980年代・アンテイーク・フライ・ボックス@/6お問いあわせ・ご注文。メール

アンテイーク・フライ・ボックス#1/6・  A B C D E

アンテイーク愛好者の間で人気の高い1960年代(推定ですが)までのホイットリー・アルミ・フライ・ボックスは鉛色の沈んだ色合いと重厚な造りを好まれる方が多いようです。モダンなアルミ・ボックスはどこか白っぽい感じがします。また、当時のアルミのボックスは、中に一枚アルミの板が取り付けられていて、それにウエット用クリップが止められています。アルミ板が2重に出来ていますので、表面に穴が開いていません。手の込んだ作りが重厚な雰囲気をかもし出しています。フライが入ったボックスは殆どが当時のプロが巻いたと思われるものが多く含まれています。フックもモダーンな形とは異なるクラシックなプロポーション、これだけでも大変貴重なものです。当時のフライの様子が見えるのも楽しい事の一つです。

古い時代のホイットリー・ボックスは本体の外板の内部に中板が取り付けられています。その中板にクリップが取り付けられているので、ボックスの表に穴が開いていません。尚、新しいタイプでもデラックス・モデルは2重構造の物が多くなっています。
1950年代ハーデイ・3.5”小型ウエット・フライ・ボックス
沈み込んだような鉛色を帯びた古い時代の色合いが美しいアルミ素材。そしてボックスの表面にはニッケル・シルバーと推測されるハーデイのロゴ・マークが取り付けられている最も人気の高いタイプです。更に掌に収まるほどの3>5”小型モデルで人気の高い薄型タイプです。小型サイズながら、#10以下のフライを止められるクリップが30個、#12前後が止められるクリップが21個、合計51本のフライを収納する事が出来ます。当時のタイヤーが自作したと思われる#14〜#16のフライが約37本入っています。現在でも使用が可能です。尚年代については1930年代の可能性もありますが確定できません。1970年代以降はハーデイでこのタイプのフライ・ボックスを扱っていないと思われます。ハーデイのロゴ・マーク付きである事が最大の特徴ですが、この古い時代のフックで巻かれた多量のフライも大変興味深いものです。ボックス横にメーカーであるホイットレーのレジンジ・ロゴが小さく彫られています。90x60x14ミリ。 当店お問合せ番号SC393。グレードは ¥10,290(税別¥9,800)
2ミリ程の隙間にmade in Englandの彫り込み、さすがハーデイです。 ニッケル・シルバーと思われるプレートのサイズは約22x12mm。
このハーデイのロゴ・マークがこのアンテイーク・フライ・ボックスの価値を大きく高めています。薄型である事、独特のアルミ素材の輝き、内部にクリップ取付板が別についている事等多くの人気の仕様が含まれています。
1950年代・ホイットリー・32コンパートメント・ボックス
年代はロジンジと呼称されているホイットリーのマークなどからかなり古いモデルと思われます。人気の高い古い時代の鉛色の重厚なアルミニュームが使われています。サイズは155x90x38ミリ。大きな瑕疵はみられないかなり良好な状態と言えます。長い間使用されていなかったようですのでスプリング等に油を注ぐと開閉がよりスムースになります。ただ、このタイプの蓋は時折開けにくい場合が有りますのでピン付ライン・カッター等を携帯すると良いでしょう。当店お問い合わせ番号SC392。グレードは ¥14,700(税別¥14,000)

蓋はヒンジで止めるように出来ています。アンテイークらしい雰囲気が強く感じられるフライ・ボックスです。年代から考えるとかなり良好な状態と言えます。

内部には当時のタイヤーが巻いた使用可能なフライが100〜150本程度入っています。

古い時代のモデルらしくセルロイド製の蓋がついています。セルロイドの破損や大きな曲り等は見られない良好な状態です。長い間使用していなかったためにスプリング等に油を差すとスムースに動きます。 この”ロジィンジ”と呼ばれる独特の菱形ロゴ・マークは横向きに付いていてMade in Englandの刻印も無い事から古いタイプと推測しています。
1950年代・ハーデイ・3.5”小型ウエット・フライ・ボックス
沈み込んだような鉛色を帯びた古い時代の色合いが美しいアルミ素材。そしてボックスの表面にはニッケル・シルバーと推測されるハーデイのロゴ・マークが取り付けられている最も人気の高いタイプです。更に掌に収まるほどの3>5”小型モデルで人気の高い薄型タイプです。小型サイズながら、#10以下のフライを止められるクリップが30個、#12前後が止められるクリップが21個、合計51本のフライを収納する事が出来ます。当時のタイヤーが自作したと思われる#14〜#16のフライが約37本のフライが入っています。当時のフライ・フィッシャマンの一端を知る事が出来る貴重な資料的な意味もあります。現在でも使用が可能です。尚年代については1930年代の可能性もありますが確定できません。1970年代以降はハーデイでこのタイプのフライ・ボックスを扱っていないと思われます。ハーデイのロゴ・マーク付きである事が最大の特徴です。ボックス横にメーカーであるホイットレーの古時代のレジンジ・ロゴが小さく彫られています。90x60x14ミリ。 当店お問合せ番号SC394。グレードは ¥10,290(税別¥9,800)
ニッケル・シルバーと思われるプレートのサイズは約22x12mm。 2ミリ程の隙間にmade in Englandの彫り込み
このハーデイのロゴ・マークがこのアンテイーク・フライ・ボックスの価値を大きく高めています。薄型である事、独特のアルミ素材の輝き、内部にクリップ取付板が別についている事等多くの人気の仕様が含まれています。
1970年代ホイットリー・#1302
ホイットリー・ボックス中最も小型の所謂3−1/2”サイズ・クリップ・タイプ。手のひらに入るほどのサイズですが、スイング・リーフ・タイプで4面にクリップが付いている収納力の高い人気モデルです。7本掛けクリップが6カ所で計42本、10本掛けが6本で計60本、合計104本の渓流用ウエットが収納できます。サイズは9x6x2.3センチ。状態は大変綺麗で、使用頻度も少ないようで大きな傷や日込などが見られません。当店お問い合わせ番号SC332。グレードは ¥9,660(税別¥9,200)
年代はこのロゴ・マークからの推測です。#8〜#16程度の渓流用ウエット・フライの収納に適しています。小型のスイング・リーフ・タイプは大変人気の高いモデルです。
1960年代・ホットリー6”薄型フライ・ボックス

ボックス側面に”ロゼンジ”と呼称されるウイットリーの菱形マークの刻印からかなり古い時代のモデルと推測されます。

渓流から中流域までのウエット・フライ用に適したボックスです。一面(写真右側)は#14〜#12程度のサイズに適したクリップが77個付いています。反対側(写真の左面)には#12〜#8程度のフライの収納に適したクリップが49個付いています。アルミの色合いから1960年代または更に古いモデルと推測しています。サイズが154x90x15ミリ、手に納まりやすく使いやすい事から人気の高い薄型タイプのウエット用ボックスです。当店お問い合わせ番号SC373。グレードは ¥9,240(税別¥8,800)

1960年代・ホイットリー・ガット・ケース&ウエット・ボックス

沈んだ色合いのアルミのカラーからかなり古い時代のケースと思われます。ガット・ケースとウエット用ボックスがセットになった大変凝った作りのケース、さすがアンテイークと思わせるものがあります。
ガット・ケースは天然のシルク・ガット・リーダーを保管する為のケースですが、現在は取って置きのウエット・フライを収納するケースとして愛用されています。このモデルは珍しい事に本物の握り付き厚手ムートンが付いています。中心の取っ手を持って持ち上げます。これはガットの水分を吸収する為と推測されますが、ウエットの収納にも最適な機構です。多分ガットと思われるリーダーが入っていますが使用は不可能です。
厚手のウエット・ボックスには#10程度までのウエットを7本収納できるSクリップが5段と7段で計63本ゆったりと収納できます。真鍮製のリベットが表に出ているデザインも大変珍しいものだと推測されます。当店でも初めて取扱いう仕様ですが、如何にも手間を掛けて作られたアンテイークらしい雰囲気があると思います。
サイズは110x110x30ミリ。当店お問合せ番号SC296 。グレードは ¥15,750(税別¥15,000)

1960〜70年代ホイットリー・6インチ・スイング・リーフ・ウエット用アルミ・フライ・ボックス

このボックスはアルミ素材のカラーや仕様などから1970年代製と推測されます。一列にフック・サイズ#10程度以下に適したスモール・クリップが10個付いたバーが片面7個、両面に14個、計140個のフライが収納できます。内部のスイング・プレートには#10〜#6程度が収納できるMサイズ・クリップが7個付いたバーが7個、両面で14個、合計98個のフライが掛けられます。このボックスに238個の多量な渓流用フライが収納できることになります。30本程の#10程度のウエットと12本程の本流用ウエットが付いています。殆どのフライが使用可能な状態です。当店お問い合わせ番号SC297。状態は良好¥11,550(税別¥11,000)

1960年代ホイットレー・6”スイングリーフ・フライ・ボックス

このボックスは”ロズンジ”と呼称されるウイットリーの菱形マークとMade in Englandの刻印からかなり古い時代のモデルと推定されます。アルミ素材のカラーや仕様などから1950年代製と推測されます。

グリップが4面付いた使い勝手の良いスイング・リーフ・タイプ。一列にフック・サイズ#8より大きなフライに適したラージ・クリップ5個付いたバーが片面4段、4面で16段、計80個の大型ウエット・フライが収納できます。本流や湖での釣りをメインにする方に適したモデルです。

この年代のアルミ・ボックスとしてはクリップや外部の状態はかなり良好と言えます。ホイットレー人気のロゴ、ロズインジ(菱形マーク)とMade in Englandがついたお勧めのボックスです。前のオーナーが自製のフック・サイズ表をボックス表面に張り付けてあります。便利だと思われるか汚いと思われるか、個人差があります。多分シンナーで丁寧に拭けば綺麗に取れると思います。サイズ155x90x25ミリ。 当店お問合せ番号SC335。状態は¥11,550(税別¥11,000)

1960年代ホイットリー・キャスト&フライ・ボックス

このボックスは”ロズンジ”と呼称されるウイットリーの菱形マークとMade in Englandの刻印からかなり古い時代のモデルです。沈んだ色合いのアルミのカラーからかなり古い時代、1950年代から60年代のケースと思われます。

ガット・ケースとウエット用ボックスがセットになった大変凝った作りのケースで、さすがアンテイークと思わせるものがあります。
ガット・ケースは天然のシルク・ガット・リーダーを保管する為のケースですが、現在は取って置きのウエット・フライを収納するケースとして愛用されています。このボックスには約10本程のハンド・ノットのガット(数本にはフライが付いています)が入っています。殆どがナイロンだと思われますが数本はシルク・ガットと思われます。当時を知る資料としても大変興味深いものがあります。

このボックスの”ロジィンジ”と呼ばれる独特の菱形ロゴ・マークは横向きに付いていてMade in Englandの刻印も無い事から古いタイプと推測しています。

2面のフライ・ボックスがありますが、クリップ・タイプは#8以下に適した10個掛け小型クリップが4段、計40本が収納できます。他の一面は天然ムートンで虫食いは見られません。両面共に当時の渓流用ウエット・フライが多量に付いています。このオーナーが自分で巻いたものと推測されます。異国の同じ趣味を持つ仲間の事を想像してみるのも楽しい事でしょう。サイズは110x110x30ミリ。当店お問合せ番号SC338。グレードは¥8,190(税別¥7,800)

1990年代ホイットリー・フォーム・ボックス
手に馴染むMサイズのアルミ・ボックス。英国製の約50本のリザーバー用フライが入っています。アルミ・ボックスは新しいタイプだけに大変状態が綺麗で大きな凹みや傷は見られません。これらのフライは釣り堀等で効果を発揮するフライです。ヘッドには浮力の強い発泡スチロールが付いているので使用法によっては渓流・湖等で効果を発揮できます。フライを含めた価格でご検討ください。サイズは125x90x23ミリ、ほぼ未使用と言っても良いほどきれいな状態です。 当店お問い合わせ番号SC254。状態は¥5,775(税別¥5,500)
左の刻印と右のプリントのロゴが付いています。これらのロゴはかなり新しいタイプのフライ・ボックスです。2000年代以降のモデルと推測されます。本体の色合いも白っぽいものになります。
6インチ・大型ウエット・フライ・ボックス#1606

ウエット・フライ用のクリップ49個には全て番号が打たれています。反対側にはそのフライの名前等を鉛筆で書き込むプレートが付いている珍しいボックスです(文字は洗い落とすことが出来ます)。釣れたフライの記録が残せるようになっています。クリップは#8程度までのフライが付けられます。プロが巻いたと思われるステイール・ヘッド・フライが30本以上含まれています。状態はかなり良好で大きな凹みや錆等の瑕疵は見られません。開閉や蓋の固定も大変良好です。サイズは155x90x20ミリ。お問い合わせ番号SC230。状態は¥9,030(税別¥8,600)

アンテイーク・フライ・ボックス愛好の方に人気の高いロジンジのロゴとSilmalloyのロゴの二つが刻印されています。1970年代後半のモデルと推測されます。フライが収納されたウエット用クリップとフライの名前を書き込むプレートは共に別の板に取り付けられた後、本体に止められています。重厚な英国のフライ製品も時代の趨勢としてより効率化を求めて変化していきますが、これはその前の最後の時代のモデルの一つです。年代等は当店の推定です、間違っている場合もあります。

6インチ・ウエット&ドライ・フライ用ボックス
アルミの色合いから1970〜80年代のモデルと推測しています。最も人気の高い16小間のドライ用コンパートメントと、ウエット用クリップがセットになった人気モデルです。クリップは#12前後の小型用と#8前後の中型クリップ、計58個のウエットを収納できます。約40本程度のウエット・フライがセットされています。このボックスは状態が大変綺麗でドライ用コンパートメントの開閉も非常にスムースです。
サイズは155x90x28ミリ。当店お問い合わせ番号SC244。状態は¥9,975(税別¥9,500)

アンテイーク・フライ・ボックス愛好の方に人気の高いロジンジのロゴとSilmalloyのロゴの二つが刻印されています。1970年代後半のモデルと推測されます。ウエット用クリップは別の板に取り付けられた後、本体に止められています。重厚な英国のフライ製品も時代の趨勢としてより効率化を求めて変化していきますが、これはその前の最後の時代のモデルの一つです。年代等は当店の推定です、間違っている場合もあります。


04/13/2024
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