1930年〜1980年代・アンテイーク・フライ・ボックス J/11 メール |
アンテイーク・フライ・ボックス @ A B C D E F G H I J |
機能性に重点を置いたプラステイクと異なる見る楽しさが味わえるホイットレーのアルミ・フライ・ボックスに魅かれるフライ・フィッシャマンの方が少なくありません。御寄せいただくご要望に相応と務めるのですが中々ご要望のサイズや意匠のボックスがオークションで目にする機会はそれほど多くありません。 幸運にも今回かなり品質の良いホイットレーを買い付ける事が出来ましたのでご紹介申し上げます。全てがアンテイーク好きの方が好まれる1980年代以前の重厚な雰囲気の厚手のアルミで作られて下記の二つのロゴが刻まれています(一部異なる場合もあります)。 ホイットレー・フライ・ボックスの中でもオークションに中々目にすることが無い4”のMサイズを中心にご紹介申し上げます。 注意しながら気付けていくと今まで目にしなかった珍しいモデルが有る事を知りました。今回それらを含めてご紹介申し上げます。ホイットレーでは一般的に長さ@S:3ー1/2”(約89mm)AM:4ー3/4”(約121mm)BL:6”(約152mm)の3サイズがあります(S,N,Lは当店で付けました)。それぞれのサイズに厚さが薄型・16mmタイプと厚型・26mmタイプがあります。特殊なサイズで19mmがあります。 尚、一般的にホイットレーの1980年迄の重厚なアルミ・フライ・ケースには下記の二つのロゴが刻まれています。ケースの蓋を左に開いた場合、左の菱形のロゴはケース縦面の下に刻まれ、右のロゴは表面裏側に刻まれています。当店のホイットレーに記載されているモデルは参考までに表記いたしました。 |
ホイットレー6”・フライボックス・L |
#6かそれ以上の大形フライ用の5本掛けクリップが両面で8個付いた6インチのL型フライ・ボックス。大形フライを40個収納する事が出来ます。2000年前後からの新しいタイプの白っぽく薄いアルミ製ホイットレーと異なり、1980年代以前の作と思われる古い時代の鉛色がかった色合いがアンテイークの雰囲気を感じさせてくれるコレクターに人気の作りです。Lサイズの薄型でサイズは約152mmx90mmx16mmです。 内部のクリップの状態に不都合は感じられません。一般的に使用頻度の高いアルミ・フライ・ボックスとしてはかなり良好な状態です。殆どが使用可能な英国のプロが巻いたと思われるサーモン・フライが含まれた20本ほどのフライが付いていました。当店お問い合わせ番号SC538。状態は。¥8,800(税別¥8,000) |
ボックスのサイドと表面にお馴染みのホイットレーのロゴ・マークが刻まれています。 細かな擦れ傷などは見られますが凹みなどの大きな傷は見られません。蓋の開閉もスムースに行えます。
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ホイットレー5” Mサイズ |
ハンデイーな使いやすさと適度な収納力を兼ね備えたクリップ式ホイットレー・フライ・ボックス4-3/4”のMサイズ・モデルです。#8〜#12程度のサイズに適した7本掛けクリップが5本とそれ以下の小型フライに適した10本掛けクリップが5本、計85本のフライを収納出来ます。フライの収納に問題は見られません。 内部の状態はホイットレー・フライ・ボックスとしては通常の状態で昨日に問題は見られます。経年による若干汚れや気づかない程度の微小な凹みが一か所見られますが使用には全く支障はありません。 状態は使用頻度の多いいフライ・ボックスとしては通常の状態です。当店お問い合わせ番号SC540。状態は。¥7,810(税別¥7,100) |
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アンテイーク愛好家の方に好まれる1980年代以前の薄い鉛色の重厚なアルミ製のフライ・ボックス。外側には当時のボックスでしばしば見られる若干の凹凸みが見られますが使用上支障はありません。蓋の開閉もムースでしっかり閉める事が出来ます。 |
1900年代初期・ファーロー・ジャパン・ブラック 5”・Mサイズ・フライ・ボックス |
1840年創業のファーローは1872年創業のハーデイより歴史の古い釣り具総合メーカーです。ファーローはロンドン、ハーデイはスコットランドに近いアーニックと南北に離れて位置するイギリスの代表的メーカーとして現在まで生き残っています。1965年にシャープと合併していますので当然それ以前の制作となります。 年代はブラス製の凝ったロゴや所謂ジャパン・ブラックと呼ばれる鉄製の2重構造のボックスなどからの推測です。 珍しいファーローのブラス製ロゴが取り付けられたフライ・ボックス。 小物入れに使用された思われる左側ボックスの中蓋の止金具もアンチークらしい雰囲気が感じられます。天然コルクが取り付けられたコルク部分はコルクの段の高さが約15mmであることから日本の渓流用の小型フライに適したボックスと推測されます。尚、この小物入れ部分は英国のオーナーが自分で塗装を行ったようです。 一般的に使用頻度が多いいフライ・ボックスなのでこのボックスもかなり使い込まれています。ボックス全体にも凹みが見られますが蓋の開閉等の機能には支障は見られません。当店でコルク部分の小さな穴を埋める作業を行いました。アンテイークとしてのこのフライ・ボックスは通常の状態で。当店お問い合わせ番号SC541。¥5,940(税別¥5,400) |
ジャパン・ブラックと呼ばれる表面の黒い塗装面には若干の剥離が見られます。アンテイーク・フライ・ボックスにしばしば見られる若干の凹みが見られますが蓋の開閉等の使用には支障は見られません。 サイズは約127mmx90mmx25mm。」
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マーロック・ミニ・サイズ |
渓流用の#12程度からそれより小型のフライを5本掛けられるクリップが8個取り付けられています。合計40本のフライを収納出来ます。コレクターに人気の高い小型薄型タイプです。サイズは約8.5cmx5.7cmx12cm。ホイットレーのSサイズ・3-1/2”より小型の3-3/8”モデルです。片手に収まる小さなフライ・ボックスです。#10前後のサイズからより小型サイズのフックが5本収納できるクリップが合計8本ついているので40本のフライが収納出来ます。 |
当店お問い合わせ番号SC542。状態はアンテイークのフライ・ボックスとしてはかなり使用感が感じられますが内部機能は問題はありません。 |
マーロックのブラス製と思われるロゴが取り付けられています。 |
使用頻度の高い例が多いいフライ・ボックスなので、この小型ボックスもその例に似てかなり使い込まれています。 使用に支障はありませんが、蓋の部分がかなり特殊な構造になっているためか本体との合わせ目に微小な隙間が2か所ほど見られます。ボックス全体にも凹みが見られますが蓋の開閉等の使用には支障は見られません。 |
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